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松下 徹《denial scape》

2009年11月21日

graffitiの要素を表現に取り入れ、平面・立体・インスタレーション作品を発している松下は、大学の先輩にあたる川崎昌平の誘いにより寿町を訪れました。ちょうどその2008年頃から、本人の作品に大きな影響を与えてきたgraffitiのメッカ旧東横線桜木町〜高島町駅高架下の壁画が消去され始めました。こうしたベイサイドエリアの急激な変化を傍らにする寿町は、少しずつ姿を変えながらも未だ昔の様子を残しています。かつての雰囲気を残しつつ、生まれ変わろうとしている寿町。そこでホステルとして新たな歴史を刻もうとしている建物の壁面に、自らが横浜で最もインスピレーションを受けた表現を用いて作品を制作した。葛飾北斎の「富嶽三十六景『神奈川沖浪裏』」をモチーフに、横浜の海を描きだした作品となっています。なおその後も、寿町内の公共施設数カ所にgraffitiをしかけるなどの活動を行っています。

時期:滞在制作/2008年10〜11月・2009年1月、展示/常設
場所:ホステルZen、寿町総合労働福祉会館 広場
協力:ホステルZen、財団法人寿町勤労者福祉協会

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制作中の様子。同建物別フロアのドヤに住まう地域住人の自主的なサポートを受けながら作業が行われました。

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寿町総合労働福祉会館に仕掛けたgraffity 制作の様子

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