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寿灯祭

2012年12月16日

寿町において、アルコール依存症などネガティブなイメージがつきまとうカップ酒の空き瓶を、地域資源のひとつと読み替えて有効活用したキャンドルイベント。近年、自治会の主導によりしばしば行われるようになってきた七夕や打ち水などの小型催事(通称:小祭り)へのアーティストやクリエイターらの関わり方を模索する中で立ち上げられた、新しい「小祭り」です。

第1回(2010)
かねてから広報印刷物のデザインで関わりがあり、寿に事務所を移したクリエイティブデュオ「NOGAN」が中心となり、廃ワンカップ1200個を収集。地域の各施設でワークショップにより募集した灯絵が、それぞれにサークルをつくり交じり合うレイアウトデザインで人と人、コミュニティのつながりを表現しました。また、「寿作戦」チームによる演出部分も設けた。当日の配置・点灯作業には多くの人が参加。実施中は「寿合宿」でユニットを結成した平魚泳と地域住人による音楽の演奏も行われました。

 

第2回(2011)
「つながる―釜石・みなとみらい・釜ヶ崎1000のあかり」をテーマとして、東日本大震災の被災地である岩手・釜石で「ありがとう」の気持ちを込めて制作された竹とうろうが登場。第1回で好評を博したワンカップ灯明が、みなとみらい「新・港村」と大阪・釜ヶ崎から届けられた灯絵をまといました。また、寿灯祭会期前後にも会場周辺に「かまいし夢あかり」のあかりを設置。当日は1000のあかりがきらめく幻想的な風景を静かに盛り上げる音楽・ダンスパフォーマンスを実施しました。

 

第3回(2012)
結婚式場で使用されたキャンドルを、寿町名物のワンカップを使って再生したキャンドルなどを使用。1,000のあかりがつくりあげる幻想的な空間で、音楽・アート・映像のパフォーマンスを行いました。だんだんと寒さが増してくる冬の始まりに、ドヤに住む人、寿町で活動をする団体の人、地区外から来る人、アーティスト、それぞれの心に小さなあかりが灯るような一夜となりました。

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